ワッペンと聞くとどのようなものを想像しますか?
多くの方がロゴマークやキャラクターなどが刺繍された布製のものを想像するのではないでしょうか。最近はワッペンもさまざまな種類があるのです。
■刺繍ワッペン
フェルトや刺繍用のクロスなどの生地に、刺繍ミシンでロゴを刺していくワッペンです。
あまり細かいデザインには向きませんが、スパンコールを縫い付けることもできます。厚みもあるためしっかりした仕上がりになります。
■レピアワッペン
刺繍ではなく、織りネームやプリントネームに裏張りや型抜きなどの方法で仕上げるワッペンです。刺繍ワッペンに比べて細かい表現や小さなサイズのものをつくることができます。文字などが多いデザインにおすすめです。
■樹脂含浸パルプワッペン(ヒップパッチ)
デニムポケットや腰の部分についているラベルです。カジュアルな雰囲気を演出することができます。切り口の処理は不要で加工しやすく、プリントのため細かい表現が可能です。経年で雰囲気がでますので、ハードなイメージにもおすすめです。
■シリコン・PVC・ポリウレタンワッペン
スポーティーなアイテムに使用されることが多いワッペンです。マイクロファイバー生地にシリコンロゴで、きりっとした表現になります。ブランドタグとしてだけではなく、ファスナーなどにも使用されます。透明、半透明、不透明、印刷のほか高周波成型など色々な技法が可能です。
■本革・合成皮革ワッペン
本革、または合成皮革に焼き入れもしくは型押しして製作するワッペンです。印刷と組み合わせることもでき、本革ワッペンは革の種類を選ぶこともできます。小さいものなどはレーザーで加工することも可能です。革にはムラや傷があり、経年で変化するため使うほどに味がでるものになります。
■高周波ワッペン
シルバーやゴールドなどの金属調のものから、艶消しの表現まで、高周波を使用して成型する立体的なワッペンです。強力なシール仕上げをすることにより、車やバイクなどの外装に使用することも可能です。
このように、ワッペンと言ってもさまざまな種類があります。オリジナルブランドの立ち上げや、チームでお揃いのウェアを作成するとき、企業のノベルティを作成するときなどは、オリジナルワッペンの製作を検討してみてはいかがでしょうか。