インターネットサービスでのシステムの構築を始めるにあたって

計画を立てるのは大事ですが、企業がインターネットサービスのシステムの構築を行うにあたっては、企業側もビジョンが必要になります。

クライアントとの懸け橋の企業側のインターフェース、つまりシステム管理者のスキルが何よりも問われることになるでしょう。

はじめに必要となるのは自社で利用する時にサーバーを自社に設置するのか、外部に委託するのかからスタートです。近頃では自社でサーバーを持つことを行わず、ホスティングサービスを使うこともあります。この場合、注意すべきところは自社で利用する情報です。

個人情報や機密情報がある際には自社ではなく、ホスティングサービスを利用するとかなり専門性のある会社に委託するとしても定期的な現場確認をして、情報セキュリティチェックが大切になってきます。

次に自社で用いる際の利用者の規模についても、最初から想定したインターネットサービスのシステム構築を行うべきです。拡張性を想定することが円滑なサービス利用になります。

さらにはインターネットサービスにおいて何をどのように使っていくのかというビジョンを描くことが大事です。

こちらについては情報システム管理者だけではなく、会社としての方針を決定しておかねば、最初の構築に影響が出ます。

拡張性や機能性について、最初からビジョンを描いておくことが最初の設計段階から仕上がっていれば、後々の拡張に対応できやすいと思います。逆にこの最初のビジョンがしっかりできていないと設計もきちんとできないので、拡張をしようと考えた時などに費用がかさんだり、システムが不安定になったりするという悪循環になってきます。

まして、外部からのウィルス対策もシステム構築時に見当しておかねばなりません。格段自社で個人情報をはじめとした機密情報を取得する場合は、システム構築当初から悪意のあるあらゆる外部からの攻撃に対し、対処できるようにしておく必要があります。それでも常にシステムの修正やパッチをインストールしていかねば対応は難しいと思われます。